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冬の散歩道
2016年01月10日
冬枯れの川沿いの歩道を歩いた。


付近は普段、何度も車で通る場所だが、歩いたのは初めてだ。


歩くのと車で通るのとでは同じ場所でも地理的感覚が違う。
歩かないとその土地の空気感は掴みきれないのでは、と思う。


痩せ細った木立の向うの冬の空が空色のアイスキャンディーのようだった。
付近は普段、何度も車で通る場所だが、歩いたのは初めてだ。
歩くのと車で通るのとでは同じ場所でも地理的感覚が違う。
歩かないとその土地の空気感は掴みきれないのでは、と思う。
痩せ細った木立の向うの冬の空が空色のアイスキャンディーのようだった。
冬の浜辺
2016年01月10日
薄曇りの浜崎海岸を歩いた。



風も波も穏やかで、いつものウィンドサーファーたちの姿はなく静かな冬の浜辺だった。
ジャンバーのポケットに両手をつっこんで波打ち際に足跡を残していく。


いつのまに足を止め、砂浜の足跡や貝殻と波打つ泡のレース模様に眼を奪われていると、
冷たいそよ風がほほを撫でた。
波音に気が付き、ふと見上げると、墨色の雲間から淡い日差しが遠く鉛色の海原を降り落ちていた。
風も波も穏やかで、いつものウィンドサーファーたちの姿はなく静かな冬の浜辺だった。
ジャンバーのポケットに両手をつっこんで波打ち際に足跡を残していく。
いつのまに足を止め、砂浜の足跡や貝殻と波打つ泡のレース模様に眼を奪われていると、
冷たいそよ風がほほを撫でた。
波音に気が付き、ふと見上げると、墨色の雲間から淡い日差しが遠く鉛色の海原を降り落ちていた。