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Posted by さがファンブログ事務局 at

駅名俳句 旧筑紫線

2016年03月05日

子供の頃、福岡までの旧国鉄筑紫線沿いの駅の名前が好きだった。
中でも 一番のお気に入りは 『虹ノ松原』 到着したとき『虹の松原と』アナウンスされるの胸を高鳴りは忘れられない。

『桃川』『駒鳴』『しかか』『鳥飼』・・

駅名すなわち土地の名前。
駅を詠めば(アナウンス)すなわちそれで地名俳句になる。

『しかか駅 かかし に 鹿に はしゃぐ声』

『鳥飼の 電信柱に 集う鳩』






  


Posted by 侍猫 at 23:59Comments(0)駅名俳句・短歌

外はいい天気だよ

2016年03月03日

風邪がようやく快復してきた。
今日はいいお天気だったので久しぶりに散歩した。

うっとりした穏やかな陽射しが、路面にうつくしい影を描いていた。
いつもの散歩道には、菜の花の緑や黄色や鮮やかに色づいていた。春はすでに確実に此処に訪れていたのだ。

あの枯れたススキの穂が重なる川辺におそるおそると近づいた。冬の寒い日に、カメラで追いかけた水鳥がまだいるのか気がかりだったから・・

川面はきらきらと黄金色の玉を跳ね上げていた。やはり、そこに水鳥はいなかった・・。
もう 北へ帰ったのだろうと、見上げた空にぼんやり浮かんだ雲は春色のくれよんで描いたようだった・・。

ふと、草むらから音がした。
雁の一家がごそごそ現れたのだ。のんきそうに日向だまりに波紋を広げていた。


もはやカメラを構えようとは思わなかった。これまでなんども驚かさせてきたから・・

『北へ帰らなくていいのかい?すっかり辺りは春ですよ・・
                 
                             とりあえず、また来る。』




  


三間坂

2016年03月02日

武雄市 山内町 木造の駅舎が趣深い。

四句できた。

『三間坂の 坂の向うの 坂の猫』


『三間坂の 三叉路 渡る乳母車』


『三間坂の 鳩がなつく 貨物列車』


『三間坂の 木造駅舎に 陽が沈む』

  


駒鳴駅:駅名俳句

2016年03月01日

唐津線 伊万里の東端の駅  
実にのんびりした風情がある。

『駒鳴の 駅舎の置かれた まねき猫』

『駒鳴の すずめの学校 無人駅』

『駒鳴に 駅長気取った 烏(カラス)啼く』  
タグ :駅名俳句


浦ノ崎

2016年02月29日

伊万里の最西端県境にある旧炭鉱と小さな港がある町
浦ノ崎には赤い灯台がある。

名作童話『赤いろうそくと人魚』 からインスパイアされた。

『浦ノ崎 赤いろうそく 灯る夜』

唐津のさよひめが流れ着いたというお話もここにある。

『赤色の 灯台の下 人魚姫』

赤い灯台、今度写真を撮りに行こう。  


呼子

2016年02月28日

『もういいかい まぁだだよ 呼子の町に こだまする』

対句 『おかぁさん 呼ぶ声響く 茜雲』 『夕暮れに わが子呼ぶ声  犬が鳴く』  


虹ノ松原

2016年02月27日

誰がつけたか『虹ノ松原』これほどの詩情豊かな地名はあるだろうか?

このようなうつくしい地名を住所を持ってると、どんなに良いだろう、と思う。

たくさん出来そうだが、拙者の力不足と『虹ノ松原』一語のインパクト強すぎてなかなかできない。


『七色の 絵の具が余る 虹ノ松原 』 字余り

『松影で 潮風そよぐ コカコーラ』

『松原で 虹はいづこぞ 舞う鳶 』

『虹ノ松原』 いずれ挑戦してみたい。  


鳥栖

2016年02月26日

佐賀の西の端に住んでいるものとして、鳥栖はなじみ薄い土地である。

だが、『鳥栖』という漢字と響きにいつも詩情を感じるのである。


       
                朝鳥の 啼き声 高く 鳥栖の森 
                            
  


Posted by 侍猫 at 23:45Comments(0)地名俳句・短歌

有明

2016年02月25日

有明の
     月影近し 
            家灯り 
                  遥か対岸  
                         波の音

有明海の対岸に灯る家の明かりを遠くに見る、夜のしじまの一首。  


浜崎

2016年02月24日

浜崎の
     魚座を照らす  
              灯台の
                    半島長き 
                           夜行バス



福岡からの帰りの最終の高速バスから眺める浜崎付近のイメージ。